ITで京都の観光を支援する「株式会社デイアライブ」の今西代表に聞いてみた

ITで京都の観光を支援する「株式会社デイアライブ」の今西代表に聞いてみた

取材レポート

京都でWEBプロモーション事業を展開する「株式会社デイアライブ」。

観光地、京都の海外向けオフィシャルサイト「Kyoto Official Travel Guide」をはじめ地域の振興に貢献するプロモーションから、大学、自治体や公益法人、芸能プロダクション、民間企業のプロモーションまで、ITを活用したソリューションを提供している。

今回は、ITを通じて地域の課題解決にとりくむ株式会社デイアライブの今西建太代表に話を伺った。

 

会社設立の背景を教えてください


-デイアライブの設立は、2011年7月と伺いました。東日本大震災ののちで、日本の先行きが不透明な時期になりますが、起業の背景を教えてください。

 

 

 

 

ITで京都の観光を支援する「株式会社デイアライブ」の今西代表に聞いてみた  自分のまわりには自営や経営をしている人間が多く、

会社員として勤めていくイメージがあまり沸かない環境で育ちました。

高校生のときには、自分は将来は会社を作り、

事業を行い自分でご飯を食べていくものだと漠然と思っていました。

新卒でソフトバンク社、その後、はてな社で普通に会社員をしていましたが、

身近な人の入院や3.11の震災で、命や人生に関して深く考える機会がありました。

そこで、「人生は何があるか分からない」と起業への思いが強くなり、

景気は冷え込んでいましたが2011年7月に、会社の立上げに踏み切りました。

 

ITで世の中のお手伝いをしたい

-なぜ、WEBプロモーションの事業だったのでしょうか? その理由を教えていただけますか?

 

ITで京都の観光を支援する「株式会社デイアライブ」の今西代表に聞いてみた  「インターネットの可能性をすべての人々に」と思い事業に進出しました。

前職もITやWEBサービスの事業を手がけていたこともあり、

仕事の中で、常に日ごろ感じていたことは、ITの活用にかなり格差があること。

良いモノをもっていても、ITをうまく活かしきれていないことが世の中にはたくさんあります。

「可能性があるのに、もったいない」、そのお手伝いができればと考えています。

時代的には、Twitterが注目を集めていて、後発で実名登録のFacebookは、日本では普及しないのでは? と見られていた時期でしたが、

逆に、Facebookは個人情報の宝庫と考えて、ページ作成や広告プロモーションに、いちはやく着手しました。

また、優秀なデザイナーがいたこともあり、制作から、広告、プロモーション全般までできる

WEBプロモーション会社としてスタートしました。

 

観光や地域振興の課題解決がテーマ

-どのような事業を展開していますか?

 

ITで京都の観光を支援する「株式会社デイアライブ」の今西代表に聞いてみた  WEBの活用支援をはじめとした、WEBマーケティング全般のソリューションを提供しています。

京都市や京都府などの行政関連機関から案件を受託しており、

特に、観光関連のマーケティングに知見を持っています。

多国語対応のホームページの制作はもちろんですが、取材制作、効率的な広告プロモーション運用など、

観光や地域振興の課題解決に対して、企画から作り上げていけるところが強みです。

ITで京都の観光を支援する「株式会社デイアライブ」の今西代表に聞いてみた
海外向け京都観光の公式サイトをはじめ長野県木曽路や徳島県の観光情報などのWEBプロモーションを企画制作している。

 

ITで京都の観光を支援する「株式会社デイアライブ」の今西代表に聞いてみた  他にも「Study Kyoto」では、京都に留学する外国人留学生を増やすために、

海外の方に「京都に留学に行きたい」と思っていただくための情報やお役立ち情報を配信しています。

現在は、京都に留学に来ても、留学が終わると多くの方が離日してしまっている課題があり、

日本の会社で働きたいと考えている留学生を支援できればと思っています。

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留学都市『京都』の魅力を広く国内外へ発信する「STUDY KYOTO」

 

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また、『Travelers’ Voice of Kyoto』という自社のメディアも運営しています。

このメディアは、京都に訪れる外国人の生の声を発信しようと思ってつくりました。

おもてなしする側がイメージしている観光客と、実際の観光客と違っているところもあり、観光のマーケティングの教科書には出てこない声がひろえるので、外国人だけでなく、国内の人にも興味深いコンテンツになっています。

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動画コンテンツで訪日外国人の声を伝えるメディア「Travelers’ Voice of Kyoto」


 

社員のプライベートの旅行に対して「旅行手当」で支援

-社員のプライベート旅行に手当てを支給する制度があると伺いました。どのような支援になりますか?

 

ITで京都の観光を支援する「株式会社デイアライブ」の今西代表に聞いてみた  はい、年5万円まで手当てを支給しています。

私たちは地域のためにお仕事をしています。

もちろん、担当者は自分の担当している地域に関しては、充分な知識と理解をもっていますが、

他の地域については、詳しく知る機会がないのが現状です。

そこで、プラベートでの旅行を促進し、旅先で何かを感じて、担当地域にフィードバックして欲しいと思い、この制度を作りました。

また、月に1回「超勉強会」という会を設けています。

これは、違う業界で頑張っている人を招いて、苦労や実際の現場の生の話を、社員の前でしていただいています。

仕事に集中しているとどうしても、同じ業界の人間と話す機会が多くなりがちですので、自分のやっている仕事以外の何かを知って、刺激を受けて、自分を超えて欲しいと思っています。

 

価値観重視の採用方針

-これから会社がさらに発展していく過程ですが、デイアライブが求める人材とは?

 

ITで京都の観光を支援する「株式会社デイアライブ」の今西代表に聞いてみた  今は、組織の基盤作りを行っています。

その上で、もっとも大切にしていることは「価値観」です。

即戦力や経験、スキルよりも、一緒に仕事をしていける価値を共有できる人物を採用したいと考えています。

そのための行動指針10カ項目を明文化して、採用の過程で提示して、共有できた人材だけを採用しています。

 

100年続く会社を目指して社会に貢献していきたい

-デイアライブが今後、手がけていきたいことは?

 

ITで京都の観光を支援する「株式会社デイアライブ」の今西代表に聞いてみた  地域の良さを伝えていくことと、そして、その先に、地域振興の大きなテーマ「移住」で力になれないか考えています。

また、サービス面では、パートナーと一緒になって、新しい技術を取り入れて行きたいです。

例えば、ユニバーサルツーリズム(高齢や障がいの有無に関わらず、気兼ねなく参加できる旅行)への取組み。

遠隔で手話通話サービスをするパートナーと共に、美術館にこのサービスを提供して、来館者が手話でサポートを受けられるような仕組みを考えています。

私は100年続く会社をつくりたいと思い起業しました。

世の中の人が困っていることを会社で解決し、社会への貢献を通して対価を得ていく、そうでなければ、会社は100年続かないと思っています。

会社として世の中に貢献し影響を与えるためにも、社員と会社を育てていきたいと思っています。

 

今回の取材先

ITで京都の観光を支援する「株式会社デイアライブ」の今西代表に聞いてみた

株式会社デイアライブ
WEB・ITを通して、地域の振興や課題解決に貢献する事業を推進し社会に貢献していきます。


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