新卒でベンチャー企業を就職先に選ぶときの3つのチェックポイント

新卒でベンチャー企業を就職先に選ぶときの3つのチェックポイント

企業研究の仕方

就職活動を通して、初めは大企業を考えていたけどベンチャー企業もよさそうだな、と考えたことのある方も多いのではないでしょうか。大手にはない魅力を持つベンチャー企業ですが、もちろんリスクも伴います。そこでここでは、ベンチャー企業に就職するときどんなことに注意したらよいのか、を3つのポイントに分けて解説していきます。

新卒でベンチャー企業に就職するということ

そもそも、新卒でベンチャー企業に就職するというのはどういうことでしょうか?

就職活動は、自分が働く会社を決めるために行う活動です。特に新卒の場合実際に正社員として就職した経験がないままに、就職先を決めることになるのがほとんどです。今後数年、数十年の過ごし方が決まるわけですし、ファーストキャリアはとても大切です。そこで、ほとんどの就活生は安心のために大企業や安定している企業を志望するわけです。

一方、ベンチャー企業は「若いうちから大きな仕事に携われる」、「新しいことにどんどん挑戦できる」といった魅力があります。成長志向のある就活生にとってベンチャー企業は魅力的に映るでしょう。しかし、いざ就職するとなれば、大企業よりも、「具体的にどんな部分が自分にとって魅力なのか?」を考える必要があります。

新卒でベンチャー企業という選択はそこで得たいものが無ければ特にメリットはありませんし、逆に、得たいものがあればたくさんのメリットがあります。ファーストキャリアで自分がどうなりたいのか?会社で何をしたいのか?を考え、ベンチャー企業に就職するかどうかを見極めましょう。

ベンチャー企業に就職するときの注意点3つ

それでは、ベンチャー企業に就職するときの注意点について解説していきます。

自分のことと会社のことをできるだけ正確に理解して、新卒でベンチャー企業に就職するという選択が安易なものにしないようにすることが大切です。自己理解と企業研究を納得のいくところまで深めて、後悔のない選択になるようにしましょう。

その会社のことを正確に理解しているか?

まず注意するポイントは、その会社のことを自分が正確に理解しているかということです。

これはベンチャー企業かそうでないかは関係のない話ですが、就活生向けの会社説明会では担当者は自社が魅力的に映るように工夫してプレゼンしてきます。就活生が「面白そう」「かっこいい」と思ってくれれば、志望者が増えてより優秀な人材が集まりやすくなるからです。

気になっているベンチャー企業のイメージ戦略に、自分が騙されていないかは一度立ち止まって考えましょう。言われたことを鵜呑みにせずに、自分の頭で考えたり、足を動かして調べるなどしましょう。おすすめなのは、インターンシップやアルバイトなどで実際に職場に潜り込んでみることです。あるいは、担当者にアポをとってオフィス訪問をするなどでもよいでしょう。

実際社員の方と業務に取り組んだり、オフィスの雰囲気を感じることで、「ここで自分が働くのか」という現実的な思考になります。ベンチャー企業に就職するに当たって、会社のことを自分が正確に理解しているか、そのうえで自分にメリットはあるのかないのか注意しましょう。

実用的な経験や技術を得ることができるのか?

次に、そのベンチャー企業で自分が実用的な経験や技術を得ることができるのか考えましょう。

ベンチャー企業は設立してから日が浅い企業であり、そのビジネスが上手くいくかどうかは分からないことが多いです。この先どうなるか分からないからこそ、就職した会社以外でも役に立つ能力を身につけていかなければ危険です。

就職して1年も経たないうちに会社がなくなってしまった、ということも十分ありうるわけです。しかし、会社にいる間に特別な技術や能力を身につけておけば困ることはありません。

例えば、エンジニアとして専門的な技術(プログラミングなど)や、営業としての実績(新規案件を○○件獲得した)などがあれば転職する際にもプラスに捉えられます。

あなたのその腕に確かなスキルがあれば、新卒で就職した会社がなくなったとしても、転職先に困ることはないでしょう。また、実績が多ければフリーランスとして独立することもできるでしょう。

手段が目的になっていないか?

最後に注意してもらいたいポイントは、「目的と手段が混同していないか」ということです。

これは自分では気付きにくいこともあるので、ぜひ振り返る時間や家族や友人に話を聞いてもらって確かめると良いです。このポイントは具体的に言うと、「ベンチャー企業で働くことそのものが目的になっていないか?」ということです。

会社に入って仕事をするということはあくまで手段です。それによって果たす目的は人によってさまざまです。例えば、生活のため、趣味のため、研究のため、実験のため、社会のためなど、仕事という手段によって果たす目的は人の価値観に左右されます。

ただ「ベンチャー企業で働くことがかっこいい」と思っているだけであったり、「綺麗なオフィスや新しいことに憧れている」ということが理由でベンチャー企業に就職するという選択をすると、のちに目的を見失うことになると思います。

ベンチャー企業は人材が足りておらず、業務もハードであることが多いです。なんのために仕事をしているのか分からなくなると、モチベーションが上がらず早期退職の原因になったりもします。そうなると、キャリアプランにも狂いが生じてしまいます。

「自分の目的は○○で、ベンチャー企業に就職することによって達成されるかもしれないから、ベンチャー企業に就職するという選択をする」といったように、自分の中にその選択をする根拠があるかどうか、注意して考えましょう。


まとめ

新卒の就職でベンチャーを選ぶということはリスクがあります。
しかし、そこに自分が得たいものがあるならば、それ以上の環境はないかもしれません。

会社の設立当初からその事業にスタートメンバーとして関わっていくという経験は、他の大企業などでは味わえない経験です。人材がまだ揃っていないということは、新卒で就職してすぐに大きな仕事に関われたり、中心メンバーとして仕事に関わることができるということです。

リスクをとってでも、得たいものがありそれによって自分の目的を達成したいというのであれば、挑戦する価値は大いにあるでしょう大切なことは自己理解と企業研究を深めることです。焦らなくても良いので、あなたの納得のいくところまで行ってください。

また百聞は一見にしかずですから、考えすぎずにインターンに出向くなどして実際に行動してみることも大切です。ここで紹介した注意点をしっかりと自分の中に落とし込んで、あなたにとってよりよい就職活動、就職先の選択になることを願っています。


お気に入りにする
就職活動やインターンの情報満載 学生のためのメディア 「キャリアゲイト」の編集部です。 学生の役に立つ情報を配信していきます。