こんにちは。
最近ツイッターに全く同じ服装をした就活生が6,7人歩いている写真が投稿され、クローンみたいだと話題になっていました。
就活生からすれば失礼な話ですよね。
ですが、「服装自由」と服装が指定されていない説明会やイベントでも、
黒のリクルートスーツに女子はベージュ、男子は黒のトレンチコートを、ほぼ全員着ています。
私も就活の初めは私服で参加することが多かったですが、結局スーツを選ぶようになりました。
なぜ世の中の就活生は全員同じ服装に統一されるのか、私なりに理由を3つ考えてみました。
1.印象がいいから
スーツで行って悪い印象を与えることはまず無いと言っていいでしょう。
例えばリクルーター面談など、喫茶店で社員の方と話す場合でもスーツを着れば、わざわざスーツで来てくれたと感じてもらえます。
フォーマルな格好は熱意のアピールにもつながります。
逆に周りがスーツの中、自分だけ私服だった場合、良くも悪くも覚えられやすいので、目立つことで勝ち残れる自信のある人向けです。
2.同じブランドで買うから
多くの方は入学式や成人式でスーツを初めて購入するかと思います。
しかしそれが厚手の生地であったり、就活で連日着ることが多くなるともう一着購入する必要がでてきます。
そんなときタイミングよく家に届くのがリクルートスーツの割引券。
半額近くの割引や1年程度しか着ないということもあって、DMを送ってきたよく名前を聞くようなスーツブランドに足を運ぶ方も多いのではないでしょうか。
私もその一人です。
就活用のスーツが欲しいと店員に伝えれば、スーツはもちろん、ワイシャツからネクタイ、靴下、コート、鞄まで全身をコーディネートしてくれます。
学生はスーツの知識が少ないので、就活にはこれが一番ふさわしいなんていわれたら信じるしかありません。
その結果、多くの方が同じブランドで同じことを言われて購入し、同じ格好になってしまうのではないでしょうか。
3.スーツの方が楽だから
当然ラフな服装の方が気軽です。
ですが毎日のように説明会があると、服装が自由であっても今日は何を着ていこうか悩んでしまいます。
そうなってくるとスーツを着ることが一番手っ取り早いように個人的にも感じました。
オフィスカジュアルといわれてもテーラードジャケットも持っていないので、じゃあスーツでいいかとなるのです。
私服で構いませんと言われても、同じ日に違う企業の面接があれば結局スーツを着なければなりません。
まとめ
日本の就活は没個性的だなんて話をよく聞きますが、みんなが同じような格好をすることで服装による差別がされないというのは、ある意味メリットにもなるのではないでしょうか。
もちろん見た目ではなく人間性を評価されるのが一番です。