志望動機が書けない。そんな就活生のためのテクニック

志望動機が書けない。そんな就活生のためのテクニック

エントリーシート(ES)

志望動機は就活生の悩みの種。無理に作ると嘘っぽい話になりがちです。そんな志望動機の作り方を例文を交えて解説します。

採用担当者がどこを見ているのか? ポイントをおさえて、しっかり作りましょう。

このテクニックをエントリーシート(ES)や履歴書、面接に活用ください。

 

就活(就職活動)の書類選考で、志望動機の書き方。採用担当者はこう見ている。

 

まず、食品会社A社の採用担当者の方の思いをご紹介します。

この担当者の方が述べられている会社事情にも注目してください。

『新卒の方は、毎年たくさん応募していただいています。

自社は採用倍率5倍弱と、応募される方にとっては厳しい状況にあります。

自社の採用基準は、第一に知識です。食の安全をモットーにしていますので、安全管理や食全般の知識を持っておかなければ勤まりません。

しかし、会社事情というものがあって、優秀な方でも、今年はその方の希望する部署では採用「ゼロ」というケースもあります。

せっかくの人材なのに残念なことにならないように、企業説明会などの場で説明させてもらっています。

私の思いは「新卒の方は、「自社の将来(応募者の将来も含めて)を見据えて、自社を強く熱望してくれていることを強く伝えて欲しい」ということです。』

 

就活(就職活動)の書類選考で、志望動機の書き方のテクニック!例文とポイント1

志望動機の例文

『高齢化時代が身近に迫っている今、私にできることは何かと考えました。大学で学んだ福祉関係の仕事の中でも、私の得意とする分野の「これからの介護のあり方」や「これからの介護用品」ということに注目しました。

そんな私が貴社に応募させていただきましたのは、貴社の理念にもあります「人にやさしい介護」の取組みの中で私の力を生かしてもらえるのではないかと考えたからです。

私は大学時代には、「介護施設の見学実習」もしてきました。

そこで感じたことは、介護の限界です。困っている利用者さんやスタッフの方を見て、もっとこんな風にしてあげられないかという疑問を持ち、より洗練された介護用品があればという思いも持ちました。

貴社が、介護事業とともに取り組まれている介護用品の開発にも非常に興味を持っております。

採用いただきましたら、この私の思いを仕事にぶつけていきたいと思います。まだまだ社会人としては素人ですが、全力で学んでいきますのでよろしくお願いいたします。』

書き方のポイント
高齢化社会が進む中で介護事業はこんごますます需要が見込まれます。

これは、保育士問題と同様、介護スタッフ不足という現実を目の当たりにしているのが介護の仕事です。

新卒で介護関係の仕事を選択すれば、採用されやすい職種といえるでしょう。

しかし、介護現場でも、スタッフをアルバイトで賄うようにしているところも多く、介護スタッフという仕事を希望しても採用されにくいといえます。

この方のように、介護に限界を感じることを基に、介護用品の開発に携わることに興味を持っているという志望動機は採用担当者の注目を浴びます。

あとは、面接のクリアです。面接では、「介護実習で見た現実」や「人にやさしい介護についてどう考えるか」などの質問を予想しておくことが大切です。

 

就活(就職活動)の書類選考で、志望動機の書き方のテクニック!例文とポイント2

志望動機の例文

『私は大学のゼミで「これからの住環境」という大テーマで取り組みました。

在学中は建築を中心に学んできたのですが、これからの時代に住環境が著しく変化することが予想される中で、貴社のように街ごとデザインする取り組みが果たす役割は非常に大きいと思います。

貴社が言われる「住環境への挑戦」という理念を読ませていただき、改めて住環境の大切さを実感しました。

就活をしておりましても、街づくりで実績を積み重ねておられる貴社に惹かれました。

貴社は、私が大学で学びました住環境と社会情勢の関係を先取りされているように思います。

ぜひ私も貴社のチームに加えていただければという思いで応募させていただきました。これからもビジネスにおける基本的な勉強をはじめとする多くのことをご指導いただければと思います』

 

しっかりと大学のゼミと関連付けて、自らの学びを応募する会社で生かすことができるということが、しっかりと伝わってきます。

また、新卒という「これからビジネスシーンに飛び込んでいくという新鮮さ」を忘れてはいけません。

新卒者には、転職者とは違った若さがあります。

志望動機にそのあなたの思いをぶつけましょう。そして「ご指導ください」という謙遜も大切です。

また、もう一つのポイントは、履歴書に書かれた志望動機を基に、面接で質問されることも頭においておかなければなりません。

採用担当者を惹きつける志望動機であっても、あなた自身を過大評価したような文章では、面接の際に見破られてしまいます。

「なぜこれから住環境が大きく変化すると思うか」「自社の住環境への挑戦で、とくに印象に残っていることは何か」などと面接で聞いてもらえるような書き方をすることは一つのテクニックです。

就活(就職活動)の書類選考で、志望動機の書き方のテクニック!例文とポイント3

志望動機の例文

『貴社はグローバルな時代の中で、5年前より海外進出を始められたところですが、大きな成果を上げられ、海外10カ国との取引きをはじめとして、3カ国で支社を持たれています。

私は大学で経済学を専攻しており留学経験もあります。

私にとって海外進出は夢でした。まだまだ未熟な語学力ですが、貴社が取り組まれている事業にも興味を抱いておりますので、チャンスだと思い応募させていただきました。』

書き方のポイント
語学力のある学生さんなら、その力をどう生かすかによっては、将来の展望に大きな差が生まれると心しておいてください。

通訳や教師などの仕事を選択するなら別ですが、大学で学んだ専門知識を語学力と共に生かせる職場に、あなたの思いや魅力をストレートに伝えることが大切です。

就活(就職活動)の書類選考で、志望動機の書き方のテクニック

さて、ここで、就活(就職活動)の書類選考で、志望動機の書き方のテクニックについてまとめます。
○貴社に応募した理由は何か
・貴社にはこんな魅力があり、惹かれるところがある
・貴社の理念と大学で学んだ自分の知識やスキルが一致している(つながっている)
○自分の知識やスキルが貴社でどう生かすことができるか
・貴社のことをHPなどで徹底的に調べてきた
・自分が学んできた知識やスキルを、貴社のこんな部署で生かしたい
○将来の見通し(貴社も自分も)を持てているか
・10年後の貴社をこう考えている
・10年後の自分をこう考えている
・その10年で、自分の力を生かしたい

まとめ

志望動機をどう書けばよいか、例文をもとにポイントをご紹介しましたが、いかがでしたか。

新卒者は転職者とは違います。転職者の場合には、経験や実績というものが必要になりますが、新卒の場合には、学んできた知識やスキルと若さ、そして、ビジネスの世界のことをこれから学ぶという謙虚な気持ちが必要です。

書き方のテクニックをしっかりと頭において自分の思いをぶつけてください。


お気に入りにする
就職活動やインターンの情報満載 学生のためのメディア 「キャリアゲイト」の編集部です。 学生の役に立つ情報を配信していきます。