似ているようで実は違う。エントリーシート(ES)と履歴書の違い

似ているようで実は違う。エントリーシート(ES)と履歴書の違い

エントリーシート(ES)

人生の分岐点となる就職活動。まずは、 書類選考からスタートしますよね。提出を求められる書類には、エントリーシート(ES)と履歴書があります。片方だけの場合もあれば、両方を求められる場合もあります。では、その違いは何でしょうか?

エントリーシートと履歴書は、各々、趣旨や目的があります。その違いをきちんと理解しておかないと、見当違いのことを書いて提出している就活生もいます。ESと履歴書の違いを理解しましょう。

ESと履歴書、3つの違い


似ているようで、実は違いがあるESと履歴書。その3つの違いをお教えします。

入手方法の違い

最初の違いは入手方法です。

履歴書には市販のものと学校指定のもの、ネットでダウンロードできるものなど、多種多様です。バイトで出す履歴書をコンビニやスーパーで買った人も多いはず。種類こそ違えど、就職活動で使う履歴書も同じように買えます。

対してESの入手方法は限定的。企業の説明会や、Web上の入社希望者専用のサイトで手に入れるのが普通です。
後述するOpenESを許可する企業も増えてはいますが、それでも入手方法は履歴書より限られています。

 

エントリーシートや履歴書で企業の採用担当者が求めるコトとは?

履歴書とESでは、使用目的が違います。
履歴書はその名の通り、自分の経歴を伝えるのが目的です。書くのは学歴、職歴、資格…客観的なデータが中心です。例外なのは、志望動機、希望職種や希望勤務地を書く欄ぐらいでしょう。

対してESは、自分が何をやってきたのか、そしてこれから何をしたいのかを伝えるのが主な目的です。やってきたことに関しては、「学生時代に最も打ち込んだこと」など、自分の経験を文章で伝えるものが多いです。

「これからしたいこと」に関してよくあるのは、「会社に入ってどうしたいか」など自分の理想像について書く質問です。過去よりも未来に重点が置かれているのが、ESの特徴と言えます。

 

問いの多様さが違う

履歴書は書く内容が、出す企業によってあまり変わりません。客観的なデータが中心なのだから当然です。企業によって内容を変える必要があるのは志望動機ぐらいでしょうか。

そのため使いまわしが効きやすい文書でもあります。経歴・資格などを記入したものをパソコンに保存しておけば、いちいち最初から書く手間を省けます。

対してESは企業ごとに違うため、その問いも企業によって様々です。私が書いたESで印象的なのは、「やってきたことやこれからしたいことを自由に書いてください」というもの。この「自由に」が曲者。悩んだ挙句、私は絵を描きました。

問いが違うからかかる時間も増える。そう思われるでしょう。それは事実です。しかし自己分析を正確にやることで、その時間は確実にカットできます。

例えば、ものづくりがしたいとはっきりわかっている人ならば、文書を出す相手に応じて作りたいものを変えるだけで、志望動機を書けます。自動車産業の会社なら車を作りたい、コンピューターを作っている会社なら電子機器を作りたい、というふうにです。

つまり自分の中に芯を持っていれば、あとはその表し方を変えるだけで済む、ということです。問いの違いを楽しめると、ESを書くのも楽しくなるかもしれません。

エントリーシート(ES)と履歴書、おすすめの書き方

ESと履歴書のそれぞれで、おすすめの書き方を紹介します。

エントリーシート(ES)の書き方

まずわかりやすく書くのが第一です。書く欄が広いので、油断すると情報を羅列するだけになりがち。そのような書き方は論理的ではありませんし、もちろん見にくいです。レポートを書くときと同じように、大枠から考えるのがよいでしょう。

また書いたものを音読するのもおすすめです。読んでみて詰まったのは読みにくいところ。そういったところを減らしていくと、わかりやすい文章になっていきます。

履歴書の書き方

履歴書で重視するべきな点は簡潔さです。何しろ欄が小さいので、そうせざるをえません。字を極限まで小さく書くことも可能でしょうが、そうすると単純に見にくいです。自分の一番言いたいことを1文にまとめて、そこから派生させるのがいいでしょう。

エントリーシート(ES)と履歴書、どっちがいい?

企業に履歴書の提出を求められたら、本当に履歴書を出すべきなのか?

その企業に対して強い興味があるならば、採用担当者にESを提出してよいか、聞いてみましょう。

なぜなら、履歴書とES、自分をアピールしやすいのは「エントリーシート」だからです。

これは見比べてもらえれば一目瞭然なのですが、自分について自由に書けるスペースが多いのはES。つまり個性を出しやすい、ということです。

企業の人事の方は、何十枚、何百枚ものESあるいは履歴書を見ます。他の学生と似たような情報を似たような書き方で書いたものは埋もれてしまいます。

それを考えれば、他者との違いは多く見せられる方がいいでしょう。

もし自分が強くアピールしたい企業に履歴書を求められたら、ESで出せるか企業に聞くのも手です。

簡単なエンリーシート(ES)の入手方法

入手方法が限られているESですが、例外があります。それは、「OpenES」なるものです。

これはリクルート社が提供しているサービスで、登録さえすれば誰でもESを書けます。前述のように、OpenESを許可している企業にはそのまま、あるいは志望動機などを加えて提出することができます。

質問項目は経歴・資格に加えて、「学生時代に打ち込んだこと」や自己PRなど。

もちろん利用料は無料。ESが何かを知るのにはぴったりです。
2017年9月現在、OpenESは2018年卒業予定と2019年卒業予定の学生が使えます。気になる人は、ぜひ使ってみてください。


まとめ

ESと履歴書、違いを知れば書くべきことも見えてくるはず。違いを意識して、それぞれの文書を書いてみてください。


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