面接で「短所」を質問する目的と、好印象の対処法(例文あり)

面接で「短所」を質問する目的と、好印象の対処法(例文あり)

面接の質問対策

面接の質問の定番「あなたの短所を教えて下さい」。マイナス面をアピールする質問ですが、うまく答えることで、プラスの印象を与えることができます。今回は、面接の質問で「あなたの短所を教えてください」と問われたときの考え方、対応方法を、例文とともに解説します。しっかりと質問対策をしておけば就職活動を乗り切る武器になりますよ。

1.なぜ短所を聞かれるのか

 

1-1.最低ラインをクリアしているかをチェックしている

社会人としての最低限のマナーやコミュニケーション力、常識を身に付けているかどうかを確認しています。

例えば「短気な性格が短所です。かっとなると周りが見えなくなってしまいます」と言われたらどうでしょう。
仕事が出来る・出来ない以前に仲間として会社に迎え入れたくないですよね。

短所を聞くことで面接だけでは分からない素の部分を知りたいのです。

1-2.素直に自分の短所を受け入れ改善する気持ちがあるか

短所は誰にでもあり悪いものではありません。面接官は短所そのものを知りたいわけではなく、短所を素直に受け入れ、どう対処しようと考えているかということを知りたいのです。下手に繕わず事実を話しましょう。

1-3.自分を客観視出来ているか

自分の短所は自分のことを客観的に見ることが出来なければ、面接官の質問に論理的に説明することなど出来ません。総合職として働くならばひとつの視点のみでは不十分。多角的に物事を見ることが出来るか、この質問から感じとられるのです。

 

2.NGな回答

例文で回答の仕方をご説明する前に、絶対NGな回答についてご説明しておきます。

2-1.見逃せない短所

例えば、短気であったり時間が守れないであったり。短気や時間が守れないというのは社会人としてたった一度のミスでさえ信用を無くしてしまうような短所です。フォローのしようがないようなことはやめておきましょう。

また、2017年に帝国データバンクが1万82社に対して求める人材像について行った調査によると、実に49%もの企業が意欲的であることを一番に上げました。そのため、「なにをするにしても行動するまでに時間がかかる」というような、意欲的でないと思われる回答は避けた方がいいでしょう。

2-2.短所になっていない

「真面目でつい力を抜くことを忘れて頑張りすぎるところが短所です」というような回答は、改善のしようがありません。
真面目になりすぎないという心がけも変ですし、つい頑張り過ぎるので力を抜いて仕事をしたいですとも言いづらいですよね。
質問の目的にそぐわない回答は面接官が求めている回答とは言えないでしょう。

 

3.理想的な回答

では反対にどのような回答がよいのでしょうか。

それは、致命的な短所でなく努力や心がけでカバーが出来るようなことです。例えば、「思い立ったら後先を考えずにすぐに行動してしまう」といったものや、「ひとつのことに集中すると周りが見えなくなる」といったものです。これらは言い方を変えれば長所にも成り得ます。

面接では短時間であなたのことを最大限に理解してもらえるよう考えておかなければなりません。短所ですらアピールポイントにしてしまいましょう。

 

4.例文

面接官「あなたの短所を教えてください」
学生「短所は思い立ったら後先を考えずにすぐに行動してしまうことです。
仕事においてはスピード感も大切ですが、今までのように失敗することは出来ません。
現在は、行動力があると前向きに捉えるだけでなく、
メールひとつ送信するにしても読み直すというように、
一度立ち止まるということを意識しています。
仕事においても気をつけていきたいと思います。」

後先を考えずに行動するということは、言い方を変えれば行動力があるということ。
大切なのは長所であるようにも話をすることです。質問される理由でもお伝えした通り、ただ自分のマイナスポイントだけを話すのはNGです。

また、今後どのように改善するかということも合わせて話しましょう。出来れば今すでに改善に向けて行動していることを話せるとベストです。行動をしていることで信用度がアップします。

5.自分の短所が分からない時は

どんな短所を言えばいいのか分からない、そんな時は誰かに聞いてみましょう。

ご両親や親友などあなたのことをよく知っている方何人かに聞くことをおすすめします。短所だけでなくどうすればより良くなるかも教えてもらえると回答を考えることが簡単になるかもしれません。

 

いかがでしたか? 短所を答えるとマイナスの評価をされそうだから言いたくない、という気持ちも分かりますが、質問の目的を理解すると怖さがなくなるのではないでしょうか。自覚している自分の性格を元に考えてみてくださいね。

■面接で良く出る質問集、面接官の意図を理解し、適切にアピールする方法を例文付で解説(まとめ)


お気に入りにする
就職活動やインターンの情報満載 学生のためのメディア 「キャリアゲイト」の編集部です。 学生の役に立つ情報を配信していきます。